畑の恵みを、支援の力に。
去年から畑で野菜を育て始めました。



もともと土いじりが好きなので、ちょっと本格的にやってみようかなと思ったのがきっかけです。土に触れ、太陽の下で、風に揺られるトマトを見ているのはなかなか贅沢な時間で、ひとりで黙々とする作業は楽しいものです。鳥は鳴いてるし、虫も飛んでくるし。私にとっては、自分で育てた野菜を収穫するのは嬉しいものです。
彼らはとても正直です。しっかり土づくりをすれば、しっかりと根を張ってくれます。少しサボって虫除けネットを張るのが遅れれば、ちゃんと虫がつきます。葉ものなんてネット張ったってつきますからねー。
今年も、春先からせっせと畑仕事に精を出しています。土を耕し草を抜いて、肥料をまいて土をならす。去年よりも欲張ってたくさん揃えた苗は、ミニトマト、きゅうり、ゴーヤー、ししとう、なす、ピーマン、鷹の爪、さつまいも、小松菜、にんじんなど。手を広げすぎて手間がかかりますが、その手間を楽しんでいます。
すべて無農薬なので虫がつくこともありますが、まあ虫が食べれるくらいの方が安全と考え、できるだけ自然の力に任せて育てています。そのぶん手間もかかりますが、それ以上に彼らの力強さに学ばされる日々です。
今年は新しい試みを
去年は、クライミングジムに登りに来てくださる皆さんに収穫した野菜を差し上げていました。自慢の野菜たちですので、喜んで持ち帰ってくださる姿を見るのがとても嬉しくて。それぞれの家庭で、天塩にかけて育てた野菜たちが食卓に並んでくれているのか思うと、育ててよかったなーと実感します。
そして今年も、オテン農園で育てた野菜たちの収穫の時期をむかえました。収穫した野菜を、そのタイミングと合ったみんなにジムでお渡ししています。いつもお世話になっているみなさんに、どうぞ遠慮なく持って行っていただければと思っています。ただ、今年は少しだけ新しい試みを始めています。
それが”オテン農園募金”です。
能登半島地震のときに
2024年1月に能登半島地震が起きたときに、ジムに登りに来てくれるみなさんの協力を得られないかと思い募金活動を実施しました。
今回のオテン農園募金はこの活動の続きです。一度やった、満足した。これで終わりたくないなというのがずっと頭の中にありました。それを行動に移すまで1年6か月。いつも通り行動が遅いなと、自身に嫌気がさす部分もあるけれど、なんとかつながりました。
野菜はこれまで通り無償で差し上げます。素人の作る野菜ですし、販売する気もさらさらありません。その代わりに、気持ちで構いませんので、一度に100円の募金をお願いできればと思っています。あくまでもお願いなので、手ぶらで持って帰っていただいてもまったく問題ありません。去年はそうでしたし。
ただ、「この野菜おいしくいただきます」、「ありがとう」という気持ちの一部を、ほんの少し、募金という形で託していただけたら嬉しいです。集まった募金はすべて、能登半島地震への支援金とさせていただきます。
野菜は、スーパーで買えば100円では買えないくらいはお渡しするようにします。自分の趣味の延長でちょっと多めの野菜を作り、私はその労力を野菜という実りに、その実りを受け取ったみんなから厚意を少しずつ集めて能登半島への支援金とできたら、そんなに嬉しいことはありません。(こりゃまるで元気玉だ!)
すでに現時点で3800円の募金が集まっています。野菜をお渡しするときに募金をお願いすると、「去年からもらってるから」、「募金ということなら」と100円以上の金額を募金してくれようとされる方もいらっしゃいました。でも、できるだけ負担にならない金額で、それもこれからまだまだ収穫は続きますから継続できる金額で、収穫が続く限りご協力をお願いできればと思っています。
去年やってみて思ったこと
去年1月の能登半島地震への募金活動の時に、何かできないかと準備や告知もままならないまま実施したものだったにも関わらず多くの支援金が集まりました。
その金額は、92,097円。
その時に感じたのは、協力をお願いすればみんな行動に移してくれるということでした。何か自分ができることがあればと考えている人はたくさんいて、ちょっとしたきっかけさえあればそれは行動となります。このオテン農園募金も、その一助となることができればと考えています。去年の活動だけで終わらせず、今年も同じように募金活動ができることが嬉しいです。
もう一つ考えているのが、2025年11月3日(文化の日)の営業日の売上からいくらかを募金に充てようということ。一人あたりの利用料から500円でも充てられないかなと検討中です。思考がまとまったらまた告知しますね!
もしタイミングが合えばみなさまご協力をよろしくお願いします。
畑の恵みを、支援の力に。
そんな想いで、この活動を考えました。
ロックキューブに通ってくださる皆さんがいるからこそ、こうしたことも形にできます。本当にありがとうございます。そして、もしご賛同いただけるようでしたら、ぜひこの募金活動にご協力いただけたら幸いです。
これから夏に向けて、トマトもなすもぐんぐん育ってきます。収穫のタイミングで、随時ジムに並べていきますので、お楽しみに。
自然の恵みが、少しでも誰かの笑顔につながりますように。
ロックキューブ店長 オテン

