新規の集客も大切、再来店していただくのも大切。どっちも大切で、そしてどっちも難しい。あぁ、日々いろいろなことを考え、いろいろなことをやってみる。
こんにちは、てんちょです。
数年前から実施している施策のおかげで、当店の新規のお客様の再来店率はだいたい50%ほどです。数年前に取った集計ではその数値が4ヶ月くらい連続して把握できたので、その後は数ええるのをやめました。最近また集計していますが、変わらずそのくらいです。
目次
それでも全然楽じゃないけどなぜ!?w
数値としてはいい数値を出せていると胸を張れるのですが、ぞれでも全然楽じゃありません。その証拠に結構店舗にいます!(なんの自慢か…)
過去に再来店のために当店が実施している施策について記事にしていますので、貼り付けておきます。
砂に水をかけ続けている感覚は無くなった
だいたい皆さん楽しんで帰られるんですよね。
「楽しかったです!またきます!」
って。
それでもまた来ないんですw
あの時期はつらかった。次また登りに来てくれるのか来てくれないのか、それがわからないんですから。(というか、大体また来てくれる人は10%ほどだった。つまり90%はきつかったわけですから、そりゃつらい。)
今は、だいたい半分の方がまた登りに来てくれますから、その数値に10%くらいの上下の誤差は生じますが、気持ちのつらさはかなり軽減されました。だからこそ、新規集客を頑張れます。一度登ってもらえれば、また登りに来てもらえるって数値でわかったので。
やっていることは前売り券の販売
詳細?は前述の記事にを読んでいただければと思いますが、やっていることは前売り券の販売です。前売り券を、新規のお客様の半数の方が購入されて行きます。自分で言うのもなんですが、けっこう色々と工夫をしています。どの工夫が功を奏しているのか、自分ではそれぞれの工夫が少しずつ良い影響を及ぼしていると思っていますが、結果の数値は満足のいくものです。
再現性もあった
実は、3店舗のジム様に、こうやってるんですけどぜひ試してみてくださいと、全てを明らかにしました。すべてのジム様がうちと同条件でやっているわけではありませんが(ベースのシステムは変えずに各々のジム様でやり方に変更を加えている)、あるジム様ではうちの数値を超える前売り券の購入率が出ていました。
ポジティブな面だけを書いていますが、それに伴うネガティブな面ももちろんあることを書き添えておきます。
フロントエンドとバックエンドとデッドエンド
デッドエンドは冗談です。
ジムにとってのバックエンド商品は月パスです。ジムを好きになってもらって、常連になってもらって、月パスで通ってもらう。それだけの価値を提供して、登るだけでなく居場所としてのジムを提供する。その人がジムにいてくれればジムも嬉しいし、常連さん同士での関わりがジムを基点として生じる。
こんなことができるのが、ジムを経営している1番の楽しみです。
では、フロントエンドの商品はなんでしょう?
実は、このフロントエンドの商品があまり用意されていない(商品数が少ない)のが問題ではないかと思い、それを改善しました。
そして、今はそのフロントエンドの商品とバックエンドの商品をどう繋ぐか、そこを考えています。
クライミングは楽しい
クライミングは楽しいです。それはもう間違いがありません。
「好きな人は続けるし、好きじゃない人は続かない」
これは真実ではありますが、それだけ終わらせてしまうには、ジムを経営しその場所で自分の人生や生き方を表現するのには十分ではない気がしています。
「クライミング楽しいんですよ、ぜひ続けてみませんか?!」
これを、ジムの商品を通じてもっとうまく表現することができれば、おのずと常連さんは増えていくような気がしています。
”このバカをちょっと見てみろ
俺は楽しけりゃいいんだ
もうロックが死んだんなら
そりゃあロックの勝手だろう”
スーパーソニックジェットボーイ
ロックキューブ
江原